ステンドグラスへの想い 2

飢餓状態だったから、見る物、聴く物、全てがうれしくて、なんでもかんでも
ステンドグラスに結びつけ、吸収する事のみに全神経を使っていました。
失敗ばかりの毎日、ぶち当たる壁、落胆の毎日…、
しかしある時、その事が大きな財産に成っている事に気付きました。
失敗やぶち当った壁が、次の作品での師匠でした。
残念ながら、後で気付くんですよね。 その時気付いていれば損しないで、
無駄なエネルギー使わなくてすんだものを…
いくら投資すれば気が済むのでしょうか、未だ懲りずに投資ばかり、情け無いですね!

もし優秀な先生について学んでいれば、もっと早く知ることができ、会得できた事が
一杯有ったでしょう…、悲しいかな独学だった為、時間が掛かり過ぎました。
でも幸い、だったからこそ気持ちの入った独自の心象風景を描くことを学びました。
今思うと、何が幸いするか解りませんね。
私の基礎を造ってくれた、とても貴重な体験でした!

素晴らしいデザインでも、通り過ぎて、印象に残らない作品では創る意味が無いと思います。
素朴でも、つたない作品であってもいい…、
人々の心に、いつまでも優しく、楽しいメッセイジが残る作品を創りたい!
素の心、ネイティブなまま、ピュアにステンドグラスや人に関われたら素晴らしい…!

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