年の瀬にあたって

『雪化粧』 としき作

 年の瀬も押し迫った今日、新聞やTVでは派遣社員や不況で辞めさせられた人達の
切実な報道ばかり…、建築業界は姉歯の問題で建築基準法の不備だらけで
不況の真っ只中なのに、追い打ちを掛けるようにサブプライムが発端の金融危機の
切実な影響。
身近でもファンドに頼った不動産デベロッパーの倒産など…嫌な暗い話ばかり!

何でこうなったのだろうか?

 ニュースでは、連日全世界を巻き込んだ金融危機の問題ばかり…他人事では無い危機感!
派遣労働者への容赦のない首切り…、自動車業界の円高による急激な不振…
輸出業や製造業の未曾有の業績悪化…、TVでは連日暗いニュースばかり
2009年、新しい年はどうなってしまうのか?
想像も付かない不安が襲う。 一時話題になった本当のハルマゲドンになったのか…
まして国の方向を担う政治家達の馬鹿さ加減、つくづく呆れてしまう。
自民党も、民主党も、公明党も、社民党も、共産党も、国民新党も、互いの政党の利害を
超えて、今こそ一丸となって真剣に日本丸のこれからの舵取りをすべきではないのか…
情け無い政治家達、100年に一度の経済危機なら、100年に一度の経済対策と
国民の立場に立った政策をして欲しいと切に願う。

 先の見えない混沌とした新しい年、2009年を迎えるにあたり、心から願うことは、
人として、生き物として、地球人の1人として、近年特に狂ってきた価値観やモラルを
一新し、新しく生まれ変わる為の激動であるなら、あえて覚悟をもって迎えたいと思うが…
このままで良いはずはない…
書いてる最中、遠い中東ではイスラエルのガザ空爆のニュースやコンゴの虐殺の
ニュースが流れる…狂ってる! 
迎える新しい年が、“金”でなく“心”に価値観が変わる
未来へのスタートの年でありますように…

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