’07 がんばれキャンプ 無事終わりました。

楽しい食事、この時だけはみんな良い子

2007年第14回目のサマーキャンプ「がんばれ共和国in九州」も終わり、
ただ今脱力感で抜け殻状態…、何もしたくない、何も考えたくない…
荷物は未だ散らかしたまま…、なのに身体の芯に感じる熱いモノは何だろう…
懲りないですね、14年間もやって来てるのに思考はもう来年に向かっている。
私だけでは無いようです、行動したスタッフ全員、未だ燃えてるのは何なのでしょうか?

今年、九州は例年と違い大きな変化があり、弥次喜多珍道中みたいに、
土壇場になってのてんやわんや…、スタッフメンバーは少ないと言うよりも、
余りにも足りなさ過ぎの中、キャンプが近づけば近づくほどポカの連続、
1件、1件キャンパー家族に誤りと訂正電話の毎日、次々出るミス…、
正直蓋を開けるのが怖かったですね。
最終的には開き直るより術はなく、スタッフみんなに達しを出す。
”何か云われてもとにかく言い訳するな、ひたすら謝ろう!”と、こう云う状態だった為、
最終的に何人の人達が参加して頂けるのか半信半疑でした。
特にボランティアの参加がギリギリまで計算できなくて、一番の悩みの種でしたね。
しかし、いろんな方々の協力で例年に近い総勢154名の参加者になり、
ホット胸をなで下ろしたのが現実です。
話し合いや説明会などを実施したにもかかわらず、ツケ刃の為あまり効果はなく、
やはりネックであるボランティアの人数が、今年も足り無い現状…幹部スタッフの無策が露呈。 
来年への課題は尽きません。

でも情け無いことばかりでも無いんですよ。
九州の底力と云うか、底抜けの明るさと調子の良さで少ないスタッフでもよく動き、
ホントよく働きましたね。(心から褒めてあげたいですね!) 

親父クラブ オールキャスト

それよりもキャンパー家族の親父さん達ありがとうございました。
(心からお礼を言わせてください!)
今年は今まで以上にこき使われ、疲れたと年長の親父さんから泣き言。
愉しむ為の参加だったのに、意に反し肉体労働させられ、こき使われた非情さ…
(ホントごめんなさい!)
兄弟児も今年はお客さんじゃなく、ボランティアとしてよく動いてくれました。
やはり気配りというか意識が違いますね、悪ガキだったヤンチャな子が、
他のキャンパーの入浴介助を手伝ってくれたんですよ、みんな成長してるんですネエ。
キャンパー家族の参加は、25家族、内キャンパーは26名、初めて参加の7家族。
目標は30家族だったけど、直前の2家族キャンセルもあり25家族で落ち着きました。
以前に比べ重度のキャンパー達が増え、私達ボランティア一人一人、気の抜けない
キャンプになって来ました。
油断は決して出来ません、大変ですけどやり甲斐はあります。

2007年「がんばれ共和国」大統領

話は変わりますが、今年は大統領も大活躍、みんなの前で”いただきます”も元気に云え、
熱気球やミュージシャンの方々にもハッキリとお礼の言葉が言えました。
大きな役目を果たすことが出来ましたね。
(二人の大統領、幹太君と一孔(かずあき)君に大きな拍手!)

綺麗でしたよ!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いい顔してますね!  みんな笑顔

笑顔が一番

はじめて初日夕方の熱気球もOKでした。 今年はみんなの願いが叶えられ、
晴れてやっと綺麗なイルミネーションを見ることが出来ました。
その上、翌日の早朝も2回も乗ることが出来たんです。
あるキャンパーは贅沢にも3回も乗せて貰ったんですよ。(良かったね)
みんなの笑顔と、スタッフの恐怖に引きつった顔が忘れられませんね。

体調壊して吐く子、ちょっと熱が出た子、虫に刺された子等もいましたけど
ドクターと看護師さん達の速やかな対応で、大事にならないで良かった…!
2日目の夜のコンサート、マリンバの優しい軽快なリズムに酔いしれていた
キャンパーや家族の方々、なかには身体全体でリズムを取って愉しんでいた
キャンパーやキッズもいました。
陶器の絵付け、手芸にステンドグラス、お母さん達が一番愉しみにしてるアロマテラピー
みんな1年に1回だけのキャンプを心から、そして身体一杯に愉しんでいました。

”お母さん大丈夫‥”

そして最後の最後、予期せぬ出来事がありました。
閉国式の中、若い二人のスタッフが密かに誰にも内緒で計画していたサプライズ!
わが子からの手形or足形をサインした、お母さんへの感謝とお礼の手紙…
お母さん達その場で泣き崩れてしまいました。
スタッフも我が事のようにもらい泣き…、堪りませんねえ!
ちょっぴり暖かいモノを感じた今年のキャンプの一出来事、今年もまた小さなドラマが
多数あったキャンプでした。(みんなの想いが創り上げたキャンプでしたね。)

今年のテーマだった、すれ違う人達や目と目があった人達、「がんばれ」参加者の
みんなへの”声掛け”少しは出来たでしょうか?
「安心と安全」も「友達をつくろう」も基本は”声掛け”から始まる今年のテーマ
来年も続けたいと思っています。
最後に数人のお母さんやお父さんから、『今年の「がんばれ」は温かかったですね。』
の一言。  ありがとうございます! この一言だけで満足です。
来年また全員でがんばります!!

コメント

  1. 熊本バルーンクラブ より:

    高見さん、スタッフの皆さんお疲れ様でした。(お世話になりました)
    今年は、初日の夜に夜間係留、翌朝は早朝の係留を無事行うことが出来ました。
    立ち上げ、回収にはスタッフやキャンパーのお父さん方にお手伝い頂きありがとう御座いました。
    自然が相手の熱気球のため、雨や普通の人にはどうって事のない風でも気球は立ち上げる事さえ出来ないのですが、ここ、阿蘇に会場を移してからは2勝1分です。
    来年も天気に負けず、皆さんが気球に乗れればと思っています。
    大変お世話になりました。

    PS.熊本県立美術館でのイベント期待しています。

  2. あすか より:

    ここでは初めまして…
    偶然このサイト見つけまして、ちょくちょく見ておりました。
    今回、がんばれには参加希望出したものの、就職関係のためにキャンセルという結果になってしまいました。
    今年は色々あったみたいで、連絡取っているご家族にも「なんで来なかったのー!」って言われました(笑)
    来年こそは、ぜひ参加したいと思っております。それまでに、男手を探しますネ(^^)

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