ステンドグラスへの想い 18 コラボレーション

先日、6月24日(土)、『こひつじ幼稚園』天使堂で、
知人の九響(九州交響楽団)首席コントラバス奏者深沢氏
ギター奏者の橋口氏、3人のコラボレーションを行う。

不思議な組み合わせですね(お二人はまだしも、門外漢の私が参加するなんて‥)
しかし、想像以上に感激しました。

私にとっては、とても贅沢な一時でした…
”高見さんの作品をバックに演奏したい”
深沢さんから声を掛けていただけなかったら、実現しなかった企画だと思います。

コントラバスとギターのデュオも珍しいのに、
そこに舞台装置として天使堂という素晴らしい建物…
実は、ここには私の作品『Respiration/呼吸』が入っていて、
東側の窓、青のステンドグラス『Breath/吸』の下に舞台を設定し『復活』をかざる。

今回チラシのデザインにも関わり、なかなか面白い仕事をさせて頂いた。
当日まで、何人来て頂けるか不安だったけど、約90人程(定員100人)
車の便が悪い中、わざわざ来て頂き、内心ほっとしました。

しかし、演奏がすごく良かった。
お二人の演奏は何度か個別に聴いていたが、この日の演奏は特に素晴らしかったと思う。
気持ち(魂)が入った、音霊(おとだま)を感じました。
私個人としては、最も感激した曲は”カッチーニのアヴェマリア”が最高でしたね。
曲にドラマを感じました…

熱演の深沢氏
秘めた情熱の橋口氏

心のふるえを感じ、しみじみ思ったことは、
”ああ…今日、これで『復活』が本当の意味で完成したな。”
『復活』は、私自身の深い思い入れがある作品だけに
言葉には言い尽くせない感動を感じました。

音楽と一体になった自分の作品に接し、感無量でした!

女房にとっても同じ想いだったと思います、
いや私以上に感じるモノがあったと思います。
天使堂の仕事は、女房の縁でさせて頂き、ライアの演奏などで
よく使わせて頂いてる建物だけに、ひとしおだったと思います。

演奏の後、深沢さんと橋口さんから、
『復活』からエネルギーを、今日は一杯頂きましたと
嬉しい言葉を頂きました。

ありがとうございます!

初めての、音楽とステンドグラスのコラボレーション…
これからも是非やりましょうと、お二人からの言葉。
新しい企画として、作品展だけではなくて異業種とのコラボレーション
積極的にやっていきたいですね。

コメント

  1. 橋口武史 より:

    写真を見てあの濃密な時間を色々思い出しました。
    不手際も多々ありましたが
    一期一会ということでご勘弁下さい。
    「またやって下さい」というお言葉をちょくちょく頂いていますよ!

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