アイスランドの旅行記

レイキャビック初日。

深夜にアイスランドに着いたにもかかわらず、
25、6時間寝ないわりには、朝いつもの時間に目が覚める。
初日は、疲れる事を想定し、フリータイムにしていたので、
朝食を食べた後、ゆっくりしてAM10:00頃 街の探索に出る。
ホテルで尋ねると中心街まで、歩いて25分くらいだと教えてくれたので、歩く事に決めた。
快晴の凄く良い天気だったので、気持ちよく外にでた途端、考えが甘過ぎた!
忘れていました、ここは日本では無く、アイスランドでした。
いやあ! 現実は厳しかった。
海から吹く風が強く、天気とは裏腹に、とても寒くて、寒くて‥
風が冷た過ぎて、顔など肌が出てるところが痛くて涙が止まらず、
正直云って、馴れるのにしばらく時間が掛かりました。
取りあえず円をアイスランドクローネに換金するため、銀行(BANKI)をめざし
日陰を避け、なるべく日向を、風を避けて歩く。

この写真の場所は、
レイガンとゴルバチョフが冷戦の終わりとなった記念すべき会談のあった建物の横で写したもので、
海とバックの雪山と青空のコントラストがとても綺麗でした。

レイキャビックのシンボルとも言える建物、ハトルグリムス教会
とにかく街を歩いてると、高台に在るためか何処からでも見え、すごく存在感がある。
塔の上は、展望台になっていてエレベーターで上がることが出来る。

ハトルグリムス教会の展望台より眺めた、レイキャビック市街。
高い建物が少なく、小さな可愛い建物が多い、住宅はほとんど1階は半地下になっている。

この眺めの風景が、よくレイキャビックの観光案内などにのっている(教会の影が映っている)。
車が止まっている正面の通りは案外面白く、陶芸家のギャラリー兼ショップや
ハムとチーズの小さな専門店やカフェ等があり、一軒一軒除いてみると、結構愉しませてくれる。
レイキャビックには中華料理店が3軒ほどあったけど、日本料理店は見なかった
(探せなかったのかも知れないが)、約40人ほどの日本人が住んでると聞く。
2年ほど住んでる北海道出身の若い女性と出会い、色々教えて貰ったのは良いが
彼女から教わった電話番号が間違っていたのか、かけ方が悪かったのか
とうとうお礼を云えないまま帰ってきてしまった(残念、心残り)。

第1日目に食べたランチのハンバーガー。
アイスランドは物価がとにかく高く、日本の約1.8倍。
生産性が無く全てを輸入に頼ってる状況では仕方無いのかも知れない。
このバーガーはいくらだと思いますか?
日本円に直すと、1200円強くらいかな…、約2倍の大きさで結構美味しかった。
AM10:00からPM4:00頃まで歩き回り、スーパー(ボーナスと言う店名)
で買い物をしたり、インフォメーションセンターを覗いたり、土産物屋の下見をしたり
ホント愉しんだ初日でした。

3日目、コンファレンスの中日にツアーがあり、バスで2時間くらいかけ、
アイスランドツアーの中でも有名な”The Golden Circle Classicツアー”のコースを行く。
途中にある”Skalholt Cathedral”が目的だったのだが、レイキャビックを出た途端、
風景は一変して、真っ白な風景/行けども行けども白い世界が続く…
360゜白以外の色無し、初めての体験でした。
この写真は、最初の町を山から下る途中写したものです。

途中、直線道路なのに、車が3台ひっくり返ってました。
どうしたんでしょうか? 観光客のレンタカーかな?

ホント偶然でした。興奮しましたね! 
ツアーからの帰る途中、深夜0時半ころ真っ暗闇の山の中で、突然バスが停車しました。
「何だろう」、「どうしたのかな」と思っていると、みんな外に出だしたので付いて行くと
上を指さし“Northern Lights”と何度も叫ぶ、
何だろうと思い見上げると、真っ暗な空に緑色の雲が漂っている。
オーロラと気付くのにちょっと時間がかかりましたが、
オーロラの何とも云えないゆっくりしたゆらめきには、言葉に表せない興奮を覚えました。
上の2枚の写真は、私が見たオーロラに近い姿です。
写真取ったけど映ってませんでした。
(ホント云うと、慌てて写したのでフラッシュ焚いたんです…)

本当に純白の世界でしょう‥、寒かったけど、とても綺麗な風景でした。
こんな所にも生活してる人が居るんですね、荒野の中の一軒家、見る限り何にも無いのに
電気がついていて、煙が出てる‥、牧場でもやってるのかな?
背の小さな毛足が長く、足が太い馬が雪の中に何頭もいて、集団で寄り添い牧草を食べてる。
寒くないんですかね‥。

“Blue Lagoon”
ブルー・ラグーン、アイスランド観光の目玉中の目玉、行った以上、避けては帰れない
世界一の露天風呂です。
最高です! 美しいミルキイーブルーの温泉、2時間たっぷり堪能しました。

アイスランド最後の夜、カンファレンスで仲良くなったドイツ/英国/オーストリアの人達と
豪華な?ディナー。
美味しい魚料理でした。 
みんなどうしてるのかな? もう一度一緒に会いたいですね。

コメント

  1. 大久保 禎子 より:

    ホントに良い体験なさいましたね。
    写真からどれだけ空気が澄んでいて、冷たいかが解ります。
    教会からの眺めはまるで『おとぎの国』のようですこと。
    そして、またオーロラが見られたなんて羨ましい限り!!
    大事な思い出、そしてこれからの高見さんにどんな作品としての影響が表れるのでしょうか?
    とても楽しみです。

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