写真の彼は、現在アイスランドを代表するステンドグラスアーティストで、
今回、私達夫婦がアイスランド行きに際して、行く前に手続き等で大変お世話になった人である。
彼に最初あった第一印象は、子供みたいな、汚れのないピュアな目をした人という印象だった。
彼の作品は以前より本などで知っていたが、会ってこそ感じるものがある人の1人だと思う。
彼のレクチャーのタイトル“The spirit of man”
まさに、その言葉通りに、日々作品と向かい合ってるアーティストだと思います。
彼に触れて感じたことは、私にとっては大きい。
彼の作品に向かう姿勢(心)は、常に子供の純粋な心を忘れずに、そして気負わず
民族の魂(spirit)をベースに作品に向かってると聞く…
彼の作品の根底にあるのは、人間と子供の精神と思う。
子供の時によく遊んだ凧(カイト)、そして彼の子供達とよく遊んだ凧(カイト)が大好きで、
ケフラビック空港(次の写真)発着ロビーの作品に見られるように
空間に凧(カイト)が浮いている。
彼の作品は、凧(カイト)のように浮いてる作品が多い(下記の教会の作品もそうである)
Fixに取り付けてないで、空間に浮かんでいる。
何故か、違和感のない新鮮さを感じさせる作品である。
ちなみに、ここに写真はないが、アイスランドを代表する有名なハトルグリムス教会、
高台にある、レイキャビックでひときわ目立つ教会のステンドグラスも、彼の作品である。
本当に彼の人柄が解る、こころ優しい作品でした。
“The National Library” 図書館の中央エントランス階段の作品
彼は、民族の魂を大事にしてると云ったが、
これこそアイスランドの歴史(ヒストリ-)を描いた作品だと聞く、やはり人が中心になっている。
アイスランドには二つの伝説があり、
サガ伝説とエッダ伝説、日本の古事記と日本書紀的な内容と聞く、
彼自身アイスランドをこよなく愛し、そして強く誇りを持っていると感じる。
(このサガ伝説とエッダ伝説は、是非調べたいと思っています。)
.Leifur Breidfjord 氏に今回会って、感じたことは、
私自身が、永年抱いてきたステンドグラスへの想いが、彼と同じだった喜びです。
何が大事か?
彼と会い、また色んな国々の人達と、この度のかかわりの中で、教わった事は数知れない。
24年間ステンドグラスの世界で歩んできて、ステンドグラスへの考えと姿勢は、
言葉で言い尽くせない程、私自身、自問自答してきたつもりです。
しかし、これで良いと思ったことは、ただの一度もない。
自分自身に欠けたものは何か? 大事にすべきものは何か?を
確認できただけでも、ホント大きいと思います。
彼と彼の良き理解者でありマネージャーである夫人から、
「お前の作品はビュウティフルで、とても静かな作品」だと
言われたことは、社交辞令だとしても本当に嬉しかったですね。
そう言えば、帰って来てからも、
初めてお会いした方から「あなたの作品はとても静かですね」と同じ事を云われた…
意識して「静かさ」を表現している訳ではないが、
私の作品に、静かな空気を感じて頂けるなら、これは一作家として心から嬉しい言葉だった。
コメント
高見さん!! [Mr.Leifur Breidfjord]さんとの出会い、何と素晴らしいことでしょう !!! ….
… それは、かつて高見さんおっしゃった“チベットを二往復したおもい….”を、越えていたかもしれませんね。
つくづく思いますのに、『魂』に存ると….。そして『魂』とは、申し上げるまでもなく[信]の核であると理解しますが、[Mr.Leifur Breidfjord]さん先祖は、きっとスカンジナビアなのでしょうね。
そして、彼の『魂』の表象が少年であることに、有り難く心奪われるのは、きっとぼくだけではないでしょう。
とても心うれしくなりますね….
パート2 ご馳走様でした。 - 合掌 - そして ∞ 窓 々 ∞
その会場で、
おかえりなさいませ!
私のG.W.は、ホームページ作りに、PCと参考書とにらめっこの日々、でした(-_-;)。まだ、ぜんぜん出来そうにありません・・・。他の人のサイトを参考に・・・と、思い、先生のサイトに来てみたら、アイスランドの文字が!(^^)!!!
楽しみにしてました!早速クリック!
Leifur Breidfjordさん、spiritある、ってホント感じますね。
上の2点の写真、撮影も非常に良く、私も“う~ん cool!!!”とうなずいています。
なんか、こう伝わってきますね。デザインといい、色といい。カッコいいです。
あ、これってパート2なんですね。(^_^;)
まだパート1読んでませんでした(>_<)!これから読みます。