しいのみ学園によせて

「すきなもの」 としき作

・小さきは小さきままに 折れたるは折れたるままに コスモスの花咲く

今年の初め、たまたま雑誌サライを目にして
「しいのみ学園」の事をweb上に書いたところ、驚いてしまった。
9月の終わり頃からコメントが急に来だして
(NHKスペシャル/老化に挑む日、あなたの脳はよみがえる)を観た方達から…
2・3日前にも、遠くフロリダからコメントを頂いた。

50代以上の方々には、特に印象深いみたいで、
私が一言「しいのみ学園」の映画を見た記憶を書いたところ、
私も見たと云う方々からコメントを頂き、忘れていた記憶を思い出させて貰った。
私自身驚いてる事だが、
「しいのみ学園」この名前を私は50年間忘れた事がなかった。
何故だか自分でも解らない。
小学校低学年、生徒みんなで、見に行ったのか学校で見たのか…覚えていないが
(当時は、よく学校の講堂に集まって映画を鑑賞した!)
子供心に特にインパクトの強い数少ない映画のひとつと思う。
(「つづり方教室」という映画も印象に深い)
日本での障害児教育の幕開けになった出来事、
「しいのみ学園」を自費で開設するまでの、昇知先生御家族の葛藤を描いた映画だったと思う。
願わくばこの映画をもう1度、是非見たいと思うのは私だけだろうか?

昇知先生の冒頭の言葉、大好きな言葉である。
御年99歳の現在も現役で頑張っておられる先生、生涯を通して打ち込んでこられた「障害児教育」。
先生のお陰でどれだけの障害児が、そして障害児の家族が助けられただろう。
日本に障害児教育の養護学校が出来たのは、
昇知先生が自費で作られた「しいのみ学園」が切っ掛けと聞く
50年立った現在、養護学校は、当初とは逆の問題を抱えてはいるが
障害児教育の原点を忘れず、良い方向に進化していって欲しい…
現在も福岡市のはずれ井尻駅の近くにある。

コメント

  1. 西村 隆彦 より:

    高見さん今日はカフェまるに来ていただきありがとうございました。
    久々にお会いできてうれしかったです!
    高見さんの記事にトラックバックしたのですが、きっと気づかないだろうと思い、コメントも入れてみました。
    ここに→http://maruworks.main.jp/lab/?eid=17
    高見さんのブログのこと書きました。
    まるのホームページもたまにはチェックしてくださいね。
    http://www.maru-web.jp/
    まるもリンクのページを作るので、ぜひリンクを張らせてください。
    近々、遊びに行きます!(ホントに)

タイトルとURLをコピーしました