第2回ステンドグラス美術展を観て

先日、10月9日(土)株式会社十條・松坂屋美術館・読売新聞主催のステンドグラス公募展
初日、久し振りに名古屋に行って来ました。
現在、唯一開催されてるステンドグラスの公募展!
たくさんの方が応募され、各自力作ぞろい、何時見に来ても興奮しますね。
今回、私にとって、とても忘れられない公募展になりました。
以前私の所にいた、石原真一君がグランプリに輝き、
その上、懇意にしている長崎在住の柴田勝己君が審査員奨励賞に輝きました!
いやあ…、自分のことのように嬉しい出来事です。
最終審査、この2人でグランプリの争いになったそうです。
でもどっちが取ってもおかしくなかったと思います。
2作品とも、素晴らしい力作でした。

とにかく、二 人共おめでとうございます!
このwebを借りて心からお祝い申し上げます。

これからも、たくさんの若い人達が自分自身の勉強のために、
そして、上を目指して、是非チャレンジしてほしいですね。
素晴らしい作品に出会いたいですね…、心から願っています。

今回審査員として、デビット・ワグナー氏が参加された意味は大きいと思います。
とにかく、日本に唯一残されたステンドグラス公募展です。
色んな意見あると思います、しかし作品で競って欲しいし、語って欲しい…
狭い自分の世界だけで一喜一憂するのではなく、
もっともっと自分自身のオリジナル作品で、世に問うて欲しいと思います。
前向きに、プラス指向で行きたいですね!
作家の方々、もっと作品を世に出して見せて下さい! 
日本のステンドグラスのレベルは世界と競っても、引けを取らない高いレベルだと
ワグナー氏が云ってました。
私もそう思います、10%に入るか、90%とのその他大勢に入るかは自分次第…
みんなで垣根を超えて支えて行けたら良いですね。
 
 今回の公募展でとても寂しかったのは、第一回目から永年出品していた福井のT氏の作品と
 前回まで独特の作品を出品していた千葉のT氏
 (個人的に好きでした、今回も楽しみにしていたんですけどね)
 第一回目グランプリ受賞者のH氏の作品に会えなかったことです!
 
最後に、出品作品の総評を生意気に云わせて頂くなら、みんな優等生過ぎて、
型破りな意外性のある作品が無かった! まとまり過ぎてましたね。
私自身、そんな作品を期待していたのですが、残念!

次回に望みを…

コメント

  1. 柴田勝己 より:

    お疲れさまでした、そして先日は新居にて大変楽しませていただきました。
    高見さんの土産話のお陰で美術展の会場に行かずとも、
    観てきたような気分になれました。ありがとうございました。
    とても便利で良い環境の仕事場ですね、
    そこからきっと更に素晴らしい作品が生まれてくると確信しております。
    ではまたお邪魔します。

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